秋田県内の医療関係者が発足した秋田腎不全研究会で12月2日、
人工透析を受けている患者さんのより良い治療方法を検討する研究会が開かれ、
二酸化炭素を溶かしたお湯「炭酸泉」に足を浸すことで、
足のこわばりなどの合併症が改善された事例が報告されました。
人工透析を受けている患者さんの多くに見られる症状に、こわばりや冷えがありますが、
秋田赤十字病院で透析患者に1週間に3回、2か月間、炭酸泉の足湯を行ったところ、
足のこわばり、冷えの改善が見られたということです。
同病院では透析患者の合併症の改善とともに、
重症化を防ぐケアをする看護師の負担軽減にもつながればと話していました。