サラリーマンの妻、温泉宿泊施設でメタボ検診可能に

 サラリーマンなどの妻が生活習慣病を予防する特定健診(メタボ検診)の受診率が著しく低いことを懸念し、厚生労働省では女性がメタボ検診をしたいと思うような温泉宿泊施設で受診できる取り組みを始める方針です。
 
 特定健診、いわゆるメタボ検診は、中小企業の従業員が加入する協会の健康保険、健康保険組合で配偶者の検診も行うことになっていますが、配偶者の受信率が著しく低いのが現状です。

 厚生労働省では女性の生活習慣病に対する意識を高め罹患率を下げることを目的とした工夫や改善を健康保険組合などに求め、女性のメタボ検診を促す施策例として温泉付きの宿泊施設で検診を実施したり、肌年齢測定などの特典を付けるなどの取り組みを来年から始める方針で、実施した健康保険組合には費用の3分の1を補助する計画です。
 

 


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