名門・箕面観光ホテルの再生に「大江戸温泉物語」が

 昨年民事再生法の適用を申請していた「箕面観光ホテル」の優先交渉権を、スーパー銭湯「大江戸温泉物語」や全国に旅館を運営する大江戸温泉グループ(本社 東京都港区)が獲得したことがわかりました。

 箕面観光ホテル(大阪府箕面市)は最盛期は年100万人の利用があったとされると名門ホテルとして名が知れていましたが、競合施設の進出などにより近年では連続赤字に陥り2012年10月末に民事再生法の適用を申請していました。

 約40年の歴史を持つホテルへの新スポンサーとして複数の企業が手を上げましたが、経営不振の温泉旅館などを再生する手法に定評がある大江戸温泉物語株式会社が優先交渉権を獲得し、支援企業として決定する見通しになりました。


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