信州最高の温泉と称される別所温泉(長野県上田市)にある市営温泉施設「あいそめの湯」のラウンジに、全国で一つしかない貴重な建築物、国宝・安楽寺八角三重塔の1/14の縮尺模型が展示され話題になっています。
模型を製作したのは1980年に「現代の名工」に選ばれた地元の宮大工、故・西島敏雄さんで、若い弟子たちに構造を知って欲しいとの思いで10年以上前に作られ亡くなる数年前に主治医がいる病院に寄贈し飾られていましたが、同病院院長が「より多くの人に見て欲しい」と「あいそめの湯」に寄贈しました。
高さ1.3メートルのヒノキで作られた模型を実物の国宝と同じように見上げられるように展示したいとし、高さ約1.1メートルの台座に模型を置き、透明なケースに入れられ、地元住民に愛される日帰り温浴施設ラウンジに展示、お披露目祝賀会も開催されました。