山陰の名湯「湯原温泉」を一般家庭にも配湯可能に

 山陰、山陽地方を結ぶ宿場町にある美作三大名湯のひとつ「湯原温泉」を、一般家庭や別荘などに配湯することが可能となる条例改正案が岡山県真庭市定例市議会で提案され、可決されると2014年元旦から日常から家のお風呂で名湯を楽しむことができるようになります。

 従来は一般家庭への温泉配湯は認められていませんでしたが、同案は温泉好きの定住者の誘致を目的とする地域活性化策として同市12月の定例市議会に提案されたもので、可決されれば延床面積300平方メートル以内の住宅に源泉を引き込む枝管を設ければ慢性皮膚病、糖尿病に効くと言われるアルカリ性単純泉の湯原温泉を家庭のお風呂でも楽しむことができます。

 対象エリアは同市湯原温泉などの一部で使用許可期間は10年、使用時に申込金100万円と工事費が必要で、基本使用料は100キロリットルまでで基本使用料15,000円/月、超過分は1キロリットル150円です。


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