沖縄県豊見城市が瀬長島プロジェクトとして取り組んできた沖縄本島初の天然温泉施設「琉球温泉 瀬長島ホテル」が、地元住民に向けた試泊会を経た後の12月22日、プレオープンしました。グランドオープンは2013年2月の予定です。
同施設は当初2009年11月に開業予定も、那覇空港新滑走路建設の絡みで計画が遅れ、今年7月にようやく着工し今月22日のプレオープンに至りました。
「琉球温泉 瀬長島ホテル」は那覇空港から車で約15分の瀬長島の絶景地に建設され、延床面積は約8,000平方メートル。全室オーシャンビューで、施設は露天岩風呂、ヒノキ風呂、サウナを備えた2階建ての温浴場と、5階建ての宿泊施設に全108室が併設されています。
温泉は地下1,000メートルから湧き出す約50℃天然温泉で、毎分500リットルと豊富な湯量が自慢です。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉の弱アルカリ性、大露天風呂からは慶良間諸島に沈む夕陽と那覇空港の滑走路が一望できます。
施設管理・運営はジオ沖縄が担当し、温泉権は豊見城市が保有。同市は地元住人の100人以上の雇用と、温泉浴場には1日250人、宿泊は年間80%の稼働を目指します。