温泉宿泊施設「秋田いこいの村」、無償譲渡公募の締切り迫る

 秋田県湯沢市は、みちのく山間の景勝地・西栗駒の標高600mに位置する旧公共温泉宿泊施設「秋田いこいの村」の無償譲渡を計画しており、4月30日(火)まで引き受け手を公募中です。

 同施設は高原の大自然に囲まれたレクリエーション施設として1977年に開業され、アルカリ性単純温泉の天然温泉の大浴場があり、体育館、多目的ホールなどを備え合宿や会議、研修など幅広く利用されてきました。
 しかし、2008年の岩手・宮城内陸地震や2011年の東日本大震災など相次ぐ自然災害で客足が激減、2012年末に運営会社が負債総額約8,000万円を抱え事業を停止しました。

 湯沢市では民間の経営感覚や発想の転換で再生させたいとし無償譲渡する計画で、2013年3月から同施設の引き受け手の公募を開始、応募資格は原則法人とし市公有財産利活用及び公の施設管理運営検討委員会で審査し譲渡先を決定する予定です。
 測量、分筆・登記の諸費用約1,000万円は譲渡先負担として、4月30日(火)まで申し込みを受け付けています。

「木地山高原温泉 秋田いこいの村」
秋田県湯沢市高松湯尻村下32

公募問い
湯沢市役所総務企画部財政課管理営繕班
TEL:0183-73-2111 内線443


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