滋賀県近江八幡市で75年にわたり営業を続けてきた銭湯「八幡温泉」が2014年1月31日、地域住民に惜しまれながら長い歴史に幕を下ろしました。
古き商家の佇まいが残る水郷の街・滋賀県近江八幡の中心にある公衆浴場「八幡温泉」は、市内では唯一の銭湯として地元住民に親しまれてきましたが1月31日で閉館、75年もの長きにわたり営業を続けてきた老舗銭湯の閉館に地元住民はショックを隠しきれないようです。
3代目となる経営者は現在75歳で、その妻(68歳)の92歳になる母の介護に夫婦で専念するため閉館を決断、経営者は「最後の銭湯」として営業を断念することは苦渋の決断だったと話しました。