2012年7月11日の豪雨で甚大な被害を受けた熊本県の阿蘇内牧温泉で、唯一再開していなかった宿泊施設「湯巡追荘(ゆめおいそう)」が4月25日(木)リニューアルオープンし、被災した全宿泊施設が完全復旧することになりました。
阿蘇地域と熊本市北部地域を中心に被害をもたらした豪雨で同温泉街の黒川が氾濫、宿泊施設全17軒のうち14軒が浸水などで被災し、建物被害額約15億円、宿泊者キャンセル約32,500人、被害総額は4億800万円に上りました。
その後、地域、行政が一体となり復旧作業が進められ被災した施設も次々と再開、客室や露天風呂などに土砂が堆積するなどして唯一再開していなかった「湯巡追荘」が大規模な改装を終え4月25日(木)リニューアルオープンすることになりました。 同温泉街は被災から約9カ月を経て、全宿泊施設の完全復旧となります。