最も色が黒いと言われるモール温泉が湧出する青森県東北町で、温泉を利用してスッポンを養殖し新たな地域振興の柱にする取り組みを本格的に始めました。
同プランは県のビジネスプランコンテストで最優秀賞を受賞した「地元の温泉でスッポンを養殖し日本一のスッポンの産地にする」プランを事業化し、温泉の町とスッポン養殖を同時にPRするとした地域振興の一環です。
青森県東北町の一帯は日本一黒い湯とされるモール泉が湧出していますが、泉質がスッポンの成育に適していることに着目し現在スッポンを養殖する試みが始められています。
モール泉は植物性の有機物質を豊富に含み地元では「美人の湯」としてPRしており、水温が安定している温泉での養殖は低コストで育てることができ、秋には初出荷のめどもついたということです。
コラーゲンが多く含まれ美容食としても人気のスッポンを美人の湯で養殖することで、更なるPRになると地元関係者は意気込んでいます。