JTBは５日、2012年夏休み（７月15日〜８月31日）に１泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向の見通しを発表し、国内・海外とも過去最高となる国内旅行7,431万人（前年比＋2.3%）、海外旅行272万人（前年比＋4.6%）、ともに調査比較出来る2000年以降過去最高の人数の旅行予定者となりました。
JTBによると、昨年、東日本大震災の影響により夏の国内旅行者数は大きく減少したが、復興とともに回復し、2012年の夏は震災の影響をほとんど受けないとの調査結果となり、消費者の旅行意欲は高く、円高も追い風となり、国内旅行、海外旅行とも大きな伸長が期待できる、としています。
この調査は、航空会社の予約状況、1,200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、業界動向から推計したもので、1969年に調査を開始して以来、今年で44回目となる調査です。