静岡県島田市が、川根温泉の隣接地に建設を計画している「川根温泉ホテル」(仮称)の概要を定例会見で発表しました。
同宿泊施設は過疎地域自立促進計画に基づき、川根温泉隣接地へ宿泊施設を整備し川根地区の雇用創出と積極的な誘致活動を行うことで国際交流の促進に繋げることを目的としたもので、湯治客を含む個人や家族などの4~5人の小グループのほか、静岡空港を利用し帰国する外国人を宿泊客のターゲットとしています。
事業規模は鉄筋コンクリート造の4階建て(屋上展望デッキあり)、延床面積約4750㎡、客室数47室で、今年3月に着工し来年2014年7月オープンを目指します。
施設内には男女別の内湯(源泉の循環風呂)、露天風呂(人工炭酸泉の循環風呂)、ドライサウナ、水風呂 のほか、レストラン(ビッフェスタイル屋内96席、屋外40席)、地場産品コーナー、休憩処、リラクゼーションなどが完備される予定です。
オープンから数年は市が直営し、後に川根温泉を運営する第三セクター川根町温泉へ管理業務を委託して日帰り温泉と一括した管理体制を図りたいと話しています。