石川県の和倉温泉で、能登の自然が生んだ珪藻土と温泉水を使った温泉療法が誕生し、ここでしかできない「和倉ビオファンゴセラピー」と銘打ち、マッサージなどを織り込んだサービスの提供も始まります。
能登地方の地層から産出される珪藻土は、多数の空気孔を持つ保温性や吸水性を持つ堆積岩で、従来は輪島塗りなどの工芸品などに利用されていますが、和倉温泉では新たな活用法として4年前より試行錯誤を重ねてきました。
和倉温泉と珪藻土の特徴を生かした温泉泥製造法や施術方法を受け2014年4月に温泉泥を本格導入した和倉温泉旅館「大観荘」では、客室を改装し温泉療法専用の部屋を設け「和倉ビオファンゴセラピー」の提供を開始、またエステティックやマッサージなどを織り込んだ長期滞在プランも今後提供する予定です。