風呂超爺・太郎の二拠点生活blog「第31話・医療機関」

医療機関

移住を考える際のポイント

 年を取ると様々な不具合を感じます。

 例えば、小さい字が見えない。テレビの音量が日常的に大きい。朝起きた時に腰が重い。ちょっとした段差につまづく。人の名前が思い出せない。今何をしようとしたか思い出せないなど、加齢によるものと思われる不具合のオンパレード。もちろん、太郎のように高血圧・不整脈・白内障・歯周病という診断を受けている病気も体調に影響を及ぼします。

 しかし、それは年を重ねてきたのだから仕方ないと考えるか、若い時と比べて嘆くかで精神的に大きな違いがあります。超高齢化が進む日本では、男性の5人に1人、女性の4人に1人が70歳以上です。そう! 不具合を感じているのはあなただけではないのです。

 太郎の秘密基地がある地区ではさらに高齢化が進んでいます。住民登録していない移住組が多いので正確な数字は分かりませんが、恐らく50%を超えているような気がします。その割には医療機関は少なく、皮膚科・整形外科・内科・歯科……、どこの病院に行っても待合室は太郎のような高齢者で溢れかえっています。

 もし、あなたが移住をお考えなら、商業施設も大切ですが医療機関も調べてくださいね!


風呂超爺・太郎の二拠点生活blog

諸星 敏博

有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事

1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。


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