【小諸】観光と温泉でちょっと遠くへ 太郎の漫湯記 Vol.91

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山々が赤く色づき始める10月、太郎は長野県・小諸へ。
日本唯一といわれる貴重な穴城の歴史を感じる散策や、動物とふれあったり遊園地で乗り物に乗ったりと、さまざまな楽しみかたができる「小諸城址・懐古園」を満喫する旅にでかけます。
例年10月中旬頃から紅葉の風景も楽しめる小諸へ、さあ、みなさんも一緒にでかけましょう!

※各イベント開催や施設の営業状況等は事前に確認してから、おでかけください

タイトル画像:(一社)こもろ観光局提供

目次

お好きな楽しみかたで「小諸城址・懐古園」を満喫!

小諸城址・懐古園とは?

 廃藩置県によって廃城になるも、元藩士らが明治政府から買い戻した小諸城は、大正時代には近代的な公園に。「日本さくら名所100選」にも認定された城址公園です。園内には、さまざまなスポットが点在。お好みの楽しみかたで満喫できる公園です。

所在地:小諸市丁311
TEL:0267-22-0296
営業時間:9:00~17:00
※施設により異なる
休園日:11月30日まで無休、12月~3月は毎週水曜日、12月29日~1月3日
※遊園地は雨天、荒天で休園の場合あり
料金:共通券(懐古園内散策・動物園・藤村記念館・徴古館・小山敬三美術館・小諸義塾記念館) 大人500円、中学生以下200円
※遊園地は入園無料、乗り物券1回分200円
アクセス:JR・しなの鉄道「小諸駅」より徒歩約3分
HP:https://www.city.komoro.lg.jp/kaikoen/

歴史を感じるスポット

小諸城址のシンボル的な二つの門

大手門
10月は特別資料を展示する大手門櫓内を毎日公開。こちらも必見です
(一社)こもろ観光局提供

 懐古園入口「三の門」と、JR小諸駅の向こう側にある「大手門」は、どちらも国・重要文化財。かつての小諸城に思いを馳せながらくぐれる、小諸城址のシンボル的な二つの門です。

かつての城を思わせる場所が多数

二の丸跡
徳川秀忠が上田合戦の際、陣を張ったと伝えられる「二の丸跡」
(一社)こもろ観光局提供

 三の門から園内へ進むと、「二の丸跡」や本丸跡の「懐古神社」など、かつての小諸城を思わせる場所が多数あります。小諸藩主・牧野家に伝わる文化財など展示する「徴古館」へもぜひ。

風景を感じるスポット

これからの時期は美しい紅葉も

懐古園の紅葉
黒門橋から紅葉ヶ丘へ向かう道は、木々も地面も赤や黄色に染まります
(一社)こもろ観光局提供

 懐古園は紅葉スポットとしても人気で、本丸御殿入口の黒門橋と紅葉谷、その向こうの紅葉ヶ丘まで絶景が広がります。10月中旬から11月中旬まで「紅葉まつり」も開催予定です。

美しい風景を堪能できる展望台も

水の手展望台
かつて監視台だった「水の手展望台」からは、山あいの絶景が楽しめます
(一社)こもろ観光局提供

 懐古園には展望台が2つ。千曲川周辺の雄大な風景が美しい「水の手展望台」と、晴れた日には富士を望めるという「富士見台」です。どちらも東屋でゆっくり眺めることができます。

芸術にふれるスポット

作品や遺品など展示「藤村記念館」

藤村記念館
小諸生活を機に詩人から小説家へと転向した藤村の足跡を感じてみては
(一社)こもろ観光局提供

 小諸義塾で約6年間教鞭をとった文豪・島崎藤村が、小諸で執筆した作品や遺品などを展示。添削した生徒の作文帖など、教師としての一面を垣間見ることができるのも魅力です。

故郷へ作品を寄贈「小山敬三美術館」

小山敬三美術館
画伯の代表作「浅間山・城シリーズ」などさまざまな作品が鑑賞できます
(一社)こもろ観光局提供

 小諸出身の画家・小山敬三が、文化勲章を受章した1975年に小諸市へ寄贈した作品を展示している美術館です。隣には、茅ヶ崎のアトリエ兼住居の一部を移築した記念館もあります。

子どもと楽しめるスポット

動物とふれあえる「小諸市動物園」

小諸市動物園
「崖上のペンギン村」ではペンギンが泳ぐ姿を間近で見られるのも魅力
(一社)こもろ観光局提供

 懐古園内にある動物園は1926年に開園。2025年1月まで一部休園中ですが、フンボルトペンギンやポニーやモルモットなどには出合えます。
 土日祝はふれあいイベントも開催!

家族で気軽に!「小諸市児童遊園地」

小諸市児童遊園地
「ツインドラゴン」など大人もスリルを楽しめる乗り物もありますよ♪
(一社)こもろ観光局提供

 メリーゴーランドや豆汽車、電動カートなど小さな子どもが楽しめる乗り物が充実の遊園地です。乗車には1回200円のチケットが必要ですが入園は無料。気軽に立ち寄ってみて。

城下町・小諸みやげに「和もの」はいかが?

 城下町の風情が残る小諸のおみやげには、和紙雑貨や和菓子など「和もの」を選んでみてはいかがでしょうか。親しい人たちに渡しながら、小諸の思い出もおすそ分けしてみて。

▼各店舗情報は以下でチェック

大和屋紙店

https://www.komoro-tour.jp/member/id_1549/

http://members.ctknet.ne.jp/yamatoya/

https://www.instagram.com/yamatoyakamiten/

御菓子司 虎屋

https://www.komoro-tour.jp/member/id_1731/ 

小諸温泉を満喫できる宿へ!
小諸グランドキャッスルホテル

部屋からも大浴場からも御牧ヶ原などを望めるのが魅力
信州の美しい山々と単純温泉が堪能できるホテル

小諸グランドキャッスルホテル

 壮大な自然と懐かしい街並みに囲まれた、風情あるホテルです。目の前に広がる山並みは、時間の流れを忘れてしまうほど。例年10月下旬からは、紅葉色に彩られた山々も楽しめます。独自の源泉から湧出する温泉は、御牧ヶ原などを望む大浴場で。ほのかに香る湯量豊富な単純温泉に浸かれば、身体も芯から温まり、旅の疲れを癒してくれるでしょう。

小諸グランドキャッスルホテル
小諸グランドキャッスルホテル

 また、客室は建物の4階以上なので、部屋からも信州の美しい山々を望むことができます。なかでもスイートルームは、家具1つ1つに高級感があるラグジュアリーな空間。より特別な時間が過ごせます。

小諸グランドキャッスルホテル
小諸グランドキャッスルホテル

10月末までは10種の寿司食べ放題フェアも開催!
ホテル内にはさまざまなシーンで利用できる施設が充実

 食事は、朝・夕ともに季節に合わせた料理が楽しめるバイキングスタイル。夕食時は、追加料金なしでアルコールが飲み放題なのが魅力です。2024年10月31日(木)までは、10種の寿司食べ放題フェアも開催中。種類豊富なお寿司を好きなだけ食べられるので、この機会にぜひ!

 また、館内には卓球やカラオケなどの無料施設が充実。打ち合わせや講義、宴会に利用できる会議室(有料・予約制)も種類豊富にご用意しています。

 さらに、時間限定で開放されるチャペルも。思わず息をのむような空間は記念撮影や、サプライズプロポーズにも最適。心に残る旅の思い出づくりに立ち寄ってみて。

小諸グランドキャッスルホテル
所在地:小諸市古城1-1-5
TEL:0570-082-780
宿泊料金:大人1名樣1泊2食付き7,800円(消費税込8,580円/入湯税別)~
アクセス:JR・しなの鉄道「小諸駅」より徒歩約5分
HP:https://www.itoenhotel.com/komoro

小諸観光地図

▼情報はここでチェック

こもろ観光局

https://www.komoro-tour.jp/

▼アクセス

車:上信越道「小諸I.C」より各所へ ※懐古園まで約8分

電車:JR・しなの鉄道「小諸駅」より各所へ

いかがでしたか?

 一か所でさまざまな楽しみかたができる「小諸城址・懐古園」なら、幅広い世代が1日ゆっくり楽しめるのではないでしょうか。
 紅葉が美しい季節に、一度でかけてみてください。


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