静岡県の伊豆修善寺温泉に2013年11月22日(金)、国の登録文化財の宿の一部を改装し温泉やぐらや手湯、歩道を設けた新たな商業施設「甘泉楼」がオープンします。
新たに誕生する施設は、国の文化財指定を受けている1872年創業の老舗温泉旅館「新井旅館」の一部を改装した商業施設で、漬物、干物、甘味を販売する3つの地元土産店が入るほか、敷地内には温泉やぐら、手湯が設けられ、「墨客(ぼっかく)の小径」と名付けられた歩道も備えられ夜にはライトアップされます。
改装されるのは「新井旅館」本館の向い、1924年に建てられた「甘泉楼(かんせんろう)」で、木造2階建て延床面積約800平方メートル、大広間や温泉プールがあった建造物です。今回の改装はその1階部分を店舗に改修し、景観に配慮した商業施設として生まれ変わります。