懐かしい公衆浴場の雰囲気が漂う建物。中に入るとより昔ながらの「湯小屋」を思わせる、下北のヒバを使用して作られた湯殿、そして浴槽があります。
ここではその名の通り下風呂温泉郷の三種の湯の一つである「大湯」に入れます。酸性・含硫酸-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉の湯は、切り傷などにもおすすめの湯。源泉は66度あるそうですが、白濁した湯は、より温かさを感じさせてくれます。2つある湯船は、熱めと普通に分かれています。地元の漁師たちは海から上がると、全体的に熱めであるこの大湯に浸かり、冷えた体を温めるそうです。