その1「いざ、お伊勢参りへ」参拝とともに散策を満喫、伊勢神宮と周辺観光の旅

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今年の夏はどのように過ごしますか。

夏は海へ行くのもいいですが、さわやかな森へ出かけるのもおすすめです。

そこで今回は伊勢神宮を紹介します。

伊勢神宮は川や池などもある悠久の森の中で、散策しながら参拝できます。 夏の暑さをひと時忘れるような美しい景色が楽しめますよ。

また伊勢神宮周辺にはグルメスポットや温泉もあります。


一生に一度は行きたい
今も昔も人気のお伊勢参り


江戸時代には日本の人口の5分の1が参拝したと言われる伊勢神宮。
歩いて行くことが一般的な交通手段だった当時ですが、全国から参拝に訪れたそうです。
「一生に一度はお参りに行きたい」と当時から言われ、今でも多くの人々が訪れる伊勢神宮の正式名称は「神宮」。内宮・外宮や14所の別宮を含め全部で125所の神社の総称です。
来年は20年に一度の大祭、式年遷宮が行われます。平成17年から式年遷宮の行事が進行中で、現在は来年の完成に向け内宮・外宮とも新宮の造営工事中です。
伊勢神宮では内宮のみ参拝する方も多いそうですが、正しくは外宮・内宮の順番だそうです。
どちらも神秘的な森の中にあり、美しい川や池などといった景観も楽しめるので、参拝とともに自然散策が出来るのも人気の秘密ではないでしょうか。
また内宮の入口、宇治橋の鳥居前から古い民家が立ち並ぶ「おはらい町」や、中ほどには趣ある建物が並ぶ「おかげ横丁」があります。
グルメや買い物を楽しめる観光スポットですので、参拝帰りにこの町を散策してみるのもおすすめです。
※宮域内は撮影禁止のエリアもありますので、十分お気を付け下さい。

http://www.isejingu.or.jp


まずは外宮から



正宮の側では来年の式年遷宮に向かい新宮の造営工事が行われています

外宮と呼ばれる豊受大神宮で祀られているのは豊受大御神。
衣食住、そして産業の守護神です。天照大御神のお食事を司る御饌都神として、約1500年前に丹波の国(京都府)からこの地にお迎えしたそうです。
第一鳥居口参道(表参道)と北御門口参道と入口は2つ。
宮域内には正宮のほか多賀宮・土宮・風宮の3所の別宮、宮域外に月夜見宮があります。
また勾玉池のほとりには今年4月開館の「せんぐう館」があります。
館内は式年遷宮に関する展示や、勾玉池を臨みながら神宮に関する資料を閲覧出来るスペースもあります。

住所:伊勢市豊川町
電話番号:0596-24-1111(神宮司庁広報室)
参拝時間:5時~17時(季節により異なる)
行き方:伊勢道伊勢I.Cより約5分


外観もそして内部も美しい「せんぐう館」。神宮について詳しく学べます

【せんぐう館】
入館料:一般300円 小中学生100円
電話番号:0596-22-6263
開館時間:9:00~16:30 ※入館は~16:00
休館日:第4火曜 ※祝日の場合は翌日


そして内宮へ


内宮と呼ばれるのは皇大神宮。
皇室の御祖神である天照大御神を、約2000年前の御鎮座よりお祀りしています。
五十鈴川にかかる宇治橋が入口。ここから先が清浄な宮域となります。
美しく手入れされた神苑を通り抜け、さらに橋を渡った先に手水舎があります。
天気の良い日は川のほとりにある「御手洗場」で清める事もできます。
参道奥左側の階段を上った先に正宮があり、宮域内には荒祭宮と、風日折宮御橋、別名五十鈴川御橋を渡った
先にある風日折宮の2所があります。
また宮域外には月讀宮など8所の別宮があります。


神楽殿前方の橋を渡った先にある風日折宮。橋からの眺めも素敵です


内宮の正宮。外宮の正宮と似ているようで細かな所で違いがあるそうです

住所:伊勢市宇治館町
電話番号:0596-24-1111(神宮司庁広報室)
参拝時間:5時~17時(季節により異なる)
行き方:伊勢道伊勢I.C/伊勢西I.Cより約5分


内宮の別宮・月讀宮へもぜひ


外宮と内宮を結ぶ道路沿いにあるのが内宮の別宮である月讀宮です。
天照大御神の弟神である月讀尊を祀っています。さらに二神の御親である伊佐那岐命と伊佐那美命、そして月讀宮の荒御魂をお祀りしています。
月讀宮・月讀荒御魂宮・伊佐奈岐宮・伊佐奈美宮の順番でお参りするのが一般的だそうです。
お参りの際にはぜひここへも立ち寄ってみて下さい。


御親神のお宮と並ぶ月讀宮。県道沿いの森の中にひっそり祀られています

住所:伊勢市中村町
電話番号:0596-24-1111
参拝時間:5時~17時(季節により異なる)
行き方:伊勢道伊勢I.C/伊勢西I.Cより約3分


伊勢周辺の温泉

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