山中温泉とは
山中温泉の歴史
開湯より1300年という山中温泉。奈良時代に訪れた僧・行基が、出会った薬師如来の化身という老僧が告げた場所を掘ると、温泉が湧出。のちに一時廃れますが、数百年後、能登の領主が薬師如来のお告げ通り掘ると湧出。その後12軒の湯宿を開いたのが、山中温泉の旅館の始まりだそうです。
温泉街を一望できる国分山医王寺は、行基が開創したという温泉守護のお寺
芭蕉も絶賛の名湯
有名な「奥の細道」の道中で、山中温泉に9日間逗留したという松尾芭蕉が「日本三大名湯」と称えた湯は、カルシウム・ナトリウム|硫酸塩泉。街の芦湯(足湯)には飲泉所もあります。
飲泉の適応症は慢性便秘症や肥満、糖尿病等。足湯のついでにお試しを
共同湯へ行こう!
総湯 菊の湯
夜になるとまた違う雰囲気となる「菊の湯」。山中座に併設しています
温泉が発見されてから、共同湯が造られていたという場所にあります。重厚な天平風の建物である「おとこ湯」と、優雅な曲線美をなす造りの「おんな湯」は別棟になっています。
広々とした開放感ある浴場。温泉をゆっくり堪能できます
入浴料:大人440円、中人130円、小人50円
営業時間:6:45~22:30
おすすめの温泉宿
山中温泉河鹿荘 ロイヤルホテル
複数のレストランや大小宴会場など、施設が充実しているホテルです。洋室や和室など、様々なタイプが揃っている全ての客室から、緑豊かな鶴仙渓を臨むことができます。お風呂は男女とも渓谷の自然を眺めながら入れる露天岩風呂と、庭園を眺めつつ入れる大浴場「鶴仙の湯」。どちらも天然温泉を楽しめます。食事は旬食材の会席プランなどがあります。
吉祥 やまなか
アフタヌーンティーや夜食のサービスなど、無料サービスが充実している宿です。温泉を満喫できるお風呂は、趣の違う男女入れ替え制浴場が2つあります。また宿泊者は貸切温泉が45分無料です(要予約)。客室はシングルルームや露天風呂付などタイプが豊富です。食事は部屋により違うレストランですが、いずれも加賀の味覚を存分に味わえます。
お花見久兵衛
桜湯と焼き立てのみたらし団子とユニークなウェルカムサービスが楽しめます。いずれも渓谷の自然を臨める客室は3種類。予算や目的に応じて選べます。お風呂は広々とした大浴場のほか、自然の景観をより楽しめるように離れて作られた露天風呂、別料金の貸切露天風呂も。食事は“思い出に残る”を目指した創作料理「加賀nouvelle」を堪能できます。
山中温泉地図
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