観光と温泉でちょっと遠くへ「京都」太郎の漫湯記 Vol.64

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今月の太郎は夏の京都へ。
夏ならではの体験や温泉などを楽しみに、みなさんも一緒に出かけましょう!

※各施設やイベント等の営業状況は変更になる場合があります。事前に確認してからおでかけください。

目次

夏の京都を満喫

嵐山を散策

渡月橋
桂川に架かる「渡月橋」。亀山上皇が詠んだ詩から名付けられたそうです
©京都市メディア支援センター

 四季の景観が楽しめる嵐山。緑豊かな山々を眺めながら、川音を聴きつつ渡れる「渡月橋」や、野宮神社から大河内山荘へ抜ける「竹林の小径」など、暑い夏もさわやかに過ごせるスポットが多数あります。駅から徒歩圏内なので、ゆっくり散策してみて。

竹林の小径
天に向かって伸びる青竹に囲まれ、清々しい気分で歩ける「竹林の小径」
©京都市メディア支援センター
交通アクセス:嵐電「嵐山」駅、阪急「嵐山」駅、JR「嵯峨嵐山」駅より各所へ

保津川下り

保津川下り
途中に奇岩・巨石も。どんな美しい景観に会えるか、ワクワクしますね♪

 桂川の上流である亀岡から乗船し、嵐山で降りる約2時間の川下り。水しぶきが舞う保津峡の急流を、山を縫うように進んでいく、迫力ある自然の中でのアクティビティーです。

問合せ:0771-22-5846
出発時間:9:00~15:00まで1時間ごとに出発 ※変更の場合あり
料金:大人4,100円、子ども2,700円 ※サイト等で予約可能
運休日:9/7、12/29~1/4 ※天候などの状況により中止の場合あり
アクセス:JR「亀岡」駅より徒歩8分、「トロッコ亀岡」駅よりバスで約15分
HP:https://www.hozugawakudari.jp/

トロッコ列車

トロッコ列車
通常車両のほか開放感あるリッチ号も。天気のいい日はおすすめです

 季節で違う表情を見せる保津川渓谷美を、かわいいトロッコ列車から満喫できます。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までは片道約25分。鉄道の旅をしばし楽しんでみては。

所在地:京都市右京区嵯峨天竜寺車道町 ※トロッコ嵯峨駅
問合せ:075-861-7444 ※テレフォンサービス
出発時間:トロッコ嵯峨駅発10:02~14:02まで1時間ごと、16:02
料金:大人880円、小人440円 ※片道均一料金、前売り券あり
運休日:ホームページで確認
アクセス:JR「嵯峨嵐山」駅よりすぐ ※トロッコ嵯峨駅
HP:https://www.sagano-kanko.co.jp/

従来通り山鉾巡行を実施へ 祇園祭

夏の風物詩 祇園祭とは

山鉾巡行
今年は「山鉾巡行」も再開。迫力ある「辻廻し」も存分に楽しめます

 7月1日から31日まで、約1ヶ月間にわたって行われる八坂神社の祭礼です。7月17日と24日、祇園囃子が響くなかで行われる祭事のハイライト「山鉾巡行」は、ユネスコ無形文化遺産に登録。一度は見ておきたい、京都・夏の風物詩のひとつです。

山や鉾の美しさも祭りの見どころ

山鉾
舟形も。芸術的な美しさから山鉾は、「動く美術館」とも呼ばれるそう

 美しい山や鉾を観賞できるのも、祇園祭の楽しみのひとつ。釘を一切使わない伝統技法で組み立てる「山」や「鉾」は、「懸飾品」と呼ばれる鮮やかな刺繍や織物などで、華やかに飾られています。見た目も形も違う山鉾をじっくり楽しんでみては。

開催日程や詳細はこちらで:https://ja.kyoto.travel/event/major/gion/

京都の歴史・文化にふれるスポットへ

元離宮二条城

元離宮二条城
現存の城郭の庭園で優れたひとつという「二の丸庭園」も見どころです

 徳川家康が1603年に築城。家光時代の大改修によって、1626年に今の規模になり、世界遺産にも登録されています。大政奉還を表明した場となった国宝「二の丸御殿」をはじめ、城内には重要文化財も多数。歴史を感じながらゆっくりめぐってみて。

二の丸御殿
6種の建物からなる「二の丸御殿」正門の「唐門」も重要文化財です
所在地:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
問合せ:075-841-0096
入場料金:一般1,300円、中高生400円、小学生300円
開城時間:8:45~16:00 ※閉城は17:00
休城日:12/29~31日
※二の丸御殿はホームページで確認
アクセス:地下鉄東西線「二条城前」駅下車すぐ
HP:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/

神泉苑(真言宗寺院)

神泉苑(真言宗寺院)
弘法大師空海が雨を祈り、また祇園祭発祥の地でもあります
写真提供:神泉苑

 宮中附属の庭園として、平安京造営の際に設けられました。 歴代の天皇が、ここで詩宴や花見、音楽などを楽しみました。遠い昔に思いを馳せながら、雅な庭を見つつ参詣できます。

所在地:京都市中京区門前町167
問合せ:075-821-1466
拝観時間:7:30~20:00 ※寺務所は9:00~16:30
アクセス:地下鉄東西線「二条城前」駅下車徒歩約2分
HP:http://www.shinsenen.org/

西陣織会館

西陣織会館
熟練職人が実演。美しい布を織りなす技を、間近で見ることができます

 西陣織の歴史や工程などの展示や、職人の実演を楽しむことができます。制作体験や着付も可能(要予約・別料金)。また、着物だけでなく、おみやげにピッタリの小物も購入できます。

所在地:京都市上京区西堀川通元誓願寺上ル竪門前町414
問合せ:075-451-9231
営業時間:10:00~16:00 ※各体験は要予約
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日、12/29~1/3
入館料:無料 ※各体験は有料
アクセス:地下鉄烏丸線「今出川」駅より徒歩約10分
HP:https://nishijin.or.jp/nishijin_textile_center/

涼やかに京都の味覚などを味わう納涼床

納涼床
鴨川では、二条から五条の西岸、料亭や旅館100軒余で床を組んでいます
©京都市メディア支援センター

 こちらも京都・夏の風物詩。鴨川沿いにせり出した席で、川辺の涼やかな風を感じながら、歴史ある京都の味覚から、フレンチ、焼肉など、各店の名物料理を堪能することができます。鴨川だけでなく、貴船などでも楽しめるので、旅のプランに組み込んで、京都の夏をより楽しんでみては。

貴船の川床
清流のせせらぎそばで、いっそう清涼感を楽しめる京の奥座敷「貴船の川床」
期間:鴨川10月31日まで・貴船9月30日まで
詳細はこちらで:https://ja.kyoto.travel/tourism/article/coolness/

京都 竹の郷温泉 万葉の湯

 昨年11月にグランドオープンした、10番目の万葉の湯、京都 竹の郷温泉 万葉の湯では、“京都屈指の名湯”を堪能できます。

 京都市内では珍しい自家噴出の温泉、しかも泉質の異なる2種の源泉が湧き出ており、「単純温泉」「ナトリウム炭酸水素塩泉」の天然温泉をたっぷり楽しめます。どちらもつるつるすべすべを実感できる「美肌の湯」で、シャワーにも温泉を使用しており、温泉好きのお客様に特に高い評価をいただいています。

 万葉の湯らしく、温泉だけではなく、岩盤浴(別料金)、ウェルネス(マッサージ)(別料金)、リラックスルームなどの施設も充実。お子様から大人まで1日中ゆったりとお過ごしいただけます。

 食にも力を入れており、彩り豊かなメニューを、四季折々の旬を感じながら味わえます。京都らしいメニューもあり、春には名物の筍料理も登場します。

 また、併設する「ホテル京都エミナース」では、全59室の客室をご用意。京都観光の拠点としても便利にお使いください。宿泊のお客様は、京都 竹の郷温泉万葉の湯の温泉を心ゆくまで満喫いただけます。

京都 竹の郷温泉 万葉の湯

 京都観光の後は、温泉にゆっくりと浸かり、心と身体に安らぎを。京都 竹の郷温泉 万葉の湯なら、「温泉+京都」という、新しい京都観光をお楽しみいただけます。

所在地:〒610-1143 京都府京都市西京区大原野東境谷町2丁目4
宿泊料金:グルメディナーバイキング スペシャルチョイス プラン
大人1名様14,150円税込(スタンダードツイン1室2名利用)~
日帰り
入館料:
大人2,530円 小人1,270円
朝風呂(5:00〜9:00)大人1,270円 小人1,270円
電話番号:075-333-4126
HP:https://www.manyo.co.jp/kyoto

京都観光地図

京都観光マップ
画像クリックで拡大します
観光地の情報等はこちらで
「京都観光Navi」https://ja.kyoto.travel/

いかがでしたか?

今年の夏は旅に出たいという方は、いろいろな楽しみ方ができる京都へでかけてみてはいかがでしょうか。観光のあとは、温泉もゆっくり楽しんできてください。


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