さっぽろ雪まつりとは
この時期、札幌でぜひ訪れたいのが「さっぽろ雪まつり」。近年は200万人以上が訪れるという一大イベントです。今や国内外に知られる札幌の冬の風物詩ですが、そのはじまりは1950年、大通公園に、地元の中高生が6つの雪像を設置したことがきっかけだったと言います。
たくさんの出店も登場する大通会場。美しい雪像と一緒にグルメも堪能を
このイベントが世界的に知られるようになったのは、1972年に札幌で冬季オリンピックが開催された以後で、1974年には毎年恒例となっている国際雪像コンクールも始まっています。札幌と親交の深い海外エリアの雪像も作られ、内容的にもより国際色豊かなイベントとなっています。
現在は自衛隊も制作に参加するほど、毎年迫力のある雪像が登場します
現在、大通公園のほか、すすきの・つどーむの3ヶ所が会場となっています。それぞれの会場にどんな特徴があるのか、次に紹介します。
1.すすきの会場
すすきの会場のテーマは「氷を見る」から「氷を楽しむ」。大・中の氷彫刻が展示されていると同時に、ふれあい広場では、触れたり乗ったりすることのできる氷像も登場します。
透明感のある氷像が、より一層美しく煌めきを放つ、夜のすすきの会場
開催期間:2017年2月6日(月)~12日(日)
開催時間:いつでも見学可能 ※ライトアップは23:00まで
交通アクセス:地下鉄すすきの駅よりすぐ
2.大通会場
札幌の都心部にある大通公園では、市民雪像から海外の建物を模した雪像なども登場。同時にイベントも行われ、約1.5㎞の間にさまざまな雪と氷のドラマを見ることができます。
東西に広がる大通会場。スケートリンクやジャンプ台が登場することも
開催期間:2017年2月6日(月)~12日(日)
開催時間:いつでも見学可能 ※ライトアップは22:00まで
交通アクセス:地下鉄大通駅よりすぐ
3.つどーむ会場
自然の中で雪とふれあうことをコンセプトに、すべり台やスノーラフトなども登場! また屋内には飲食ブースや休憩所、ファミリー広場もあり、幅広い世代で楽しめる会場です。
ドーム前の大きなすべり台。子どもはもちろん、大人も楽しめるはず!
開催期間:2017年2月1日(水)~12日(日)
開催時間:9:00~17:00
交通アクセス:地下鉄栄町駅2番出口より、徒歩約15分 ※雪まつり開催時はシャトルバスあり
ぜひ味わいたい 札幌グルメ
大地で育まれる野菜や魚介など、北海道ならではの食材を使った料理も
海の幸や野菜など、食材の豊富な北海道。札幌でもそれらを使用した多彩なグルメが楽しめます。すでに全国的に知られている札幌ラーメンやスープカレーもぜひ食べたいグルメですが、数年前から首都圏で注目されているジンギスカンなども、本場の味を楽しんでみたいものです。気になるグルメを事前にチェックして、旅の記念にぜひ味わってきて。
外は寒くても、アツアツのジンギスカンは冷たいビールと味わいたい
一般社団法人 札幌観光協会
HP:http://www.sta.or.jp/
お出かけスタイルには注意を
転倒事例も多い雪まつり。楽しむにはお出かけスタイルに注意が必要です。靴底の滑りにくい靴で出かけましょう。スタイルはパンツやレギンスで。防寒の靴下や帽子も必須アイテムです。またバックも手がふさがらないものを選んでくださいね。
札幌周辺地図
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