ビジネスマンが行き交う大都会、新大阪。
次郎もビジネスマン気取りで歩いて行こうかなって思ったんだけど、阪急宝塚線「三国駅」と地下鉄「新大阪駅」から無料シャトルバスが出てるから、利用しない手はないよね。
バスに乗って5分くらいで到着したけど、そこはラグジュアリーなマンションの前。
なんと「天然温泉 ひなたの湯」そのマンションの9Fにあるー!
お洒落なマンションの住人になった気分でエレベーターに乗り、9Fで降りるとロビーが目の前に。
ロビー
券売機でチケットを購入して受付の感じの良いお兄さんにチケットを渡して、辺りをキョロキョロ見渡すと、お洒落なカフェがあったり、足湯もあって、全てが洗練された都会の雰囲気。エグゼクティブな男になった気分だぜぃ~!
でも、スタイリッシュなマンションで天然温泉が楽しめることがまだ信じられない。まずは浴場へ行って確認しなきゃ。
ドレッサー
脱衣所はムダのないコンパクトな造り。洗面台やアメニティなど細かいものまで、すべてがおしゃれ~。
さあ、都会のど真ん中のお風呂ってどんな感じなのか、いざ浴場へ!
露天全景
ひゃ~っ! こ、ここは、まさに都会のオアシス・アーバンリゾート。
内湯は思った以上に広くてものすごい開放感。露天からの木漏れ日に包まれて、大きな浴槽「なごみの湯」でゆったり天然温泉に浸かれるよ。
高温サウナと、ブルーのタイルが敷かれた「冷やし風呂」もあるよ。
そして内湯の向こうには、エーゲ海のプライベートリゾートのようなラグジュアリーな雰囲気漂う露天風呂。八角形の型をした「ジェット浴」、夜になると浴槽の中がライトアップされる「満天の湯」、季節ごとの湯が楽しめる「四季の湯」、「壺湯」が揃っていて、全ての浴槽で地下800mから湧出する弱アルカリ性単純泉の天然温泉を思う存分楽しめるのだ。
満天の湯
壺湯
青い空、まばゆい陽射しを全身に浴び、ゆるやかな時間が流れて行く贅沢な空間。
天窓の下に並ぶデッキチェアに体を預け、高層階ならではの澄んだ空気を浴び、空に浮かぶ雲、伊丹空港から飛び立った飛行機を天高く眺めながら、うとうとする至福の時…。
夜は天気が良ければ星空や大阪の街がキラキラ輝く夜景が眺められるみたい。夏の陽射しが強い時や、天気が悪い時には伸縮式の屋根が自動的に可動するらしいよ。
でも冬はさすがに寒っ! 一度お風呂から上がって、夕方からまたゆっくり入ろうっと!
カフェ
いつもみたく倒れそうになるほどお腹が空いたーって感じじゃないけど、軽く何か食べようっと。ま、基本エグゼクティブな男はガツガツしないのさ。
カフェへ行くと窓側はビル9Fからの絶景、足湯コーナーもあって日常の喧騒を離れたくつろぎカフェって感じで、軽食メニューも色々あるよ。
焼きおにぎりとたこ焼きとパスタを注文。大人の男は軽食が似合うのだ。
お腹も落ち着いたし、テラス側の足湯に浸かりながら大阪の街を上から見下ろしていると天下を取った気分…しばし妄想タイム。
気付けば空は茜色に。
足湯
アジアンテイストのボディケアコーナーで、ボディとリフレクソロジーを夜9時に予約して、さ、それまで都会のアーバンリゾート、夜の天然温泉、エグゼクティブなひとときを楽しむぞ~♪
ボディケア
そして次郎は深夜までアーバン三昧なひとときを過ごしたのであった。
※アーバンとは「都会的な」の意味