日本三大中華街の一つ・横浜中華街
神戸南京町・長崎新地中華街と並んで日本三大中華街と言われる横浜中華街。
そのはじまりは遡る事150年ほど前の江戸時代・幕末の頃です。
すでに開港されていた横浜には世界各地の人々が訪れ、中国の広東や上海からも沢山の人々が来ました。
中国人は西洋語が堪能な人々も多く、日本人とは漢字で筆談する事が出来たため、当時の横浜での貿易を支えていました。
そんな彼らが住んでいたのが現在の中華街付近です。今も広東料理店が多いのは、広東出身の人が多かった名残りだとか。
その後は関東大震災で大打撃を受け、太平洋戦争時には空襲により一面焼け野原になるなど様々な困難がやってきましたが、復興のパワーも大きく、1946年には開帝廟や横浜中華学校が再建。
1955年には名称を「中華街」と定め、さらなる復興と発展を続けて現在の形になりました。
山下公園や元町などその他のスポットとも近い横浜の一大観光地です