里山の環境変化
二拠点生活を始めて3年目。
庭の梅が咲き、近くの河津桜が咲くと春が近づいていることを感じます。しかし、今年はポカポカ陽気の次の日は一日中暖房をつけなければならない日もあり、今更ながら気候変動を肌で感じて「大丈夫かな? 地球?!」と思います。
秘密基地の周りには様々な動物が生息しています。太郎も対応するのが大変ですが、自然が豊かな秘密基地では、共存する野生生物も困惑気味のようです。 シジュウカラやヤマガラ、台湾リスは年中、庭の木に設置した餌台にひまわりの種を食べに来ますが、この時期はメジロが梅の花に寄ってきたり、もずやヒヨドリなど大きめな鳥が畑のブロッコリーの葉やみかんを食べに来ます。自然が多い地域ですので、本来は人間の居住地域に餌を求める行動はしなかったのでしょうが、里山の自然環境も変化しているようです。
太郎にとっては心を和ませてくれる友達ですが……。
諸星 敏博
有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事
1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。