富山・昭和5年創業の銭湯「観音湯」が3/31閉店

 富山県富山市の中心街にある創業84年の銭湯「観音湯」が、建物や設備の老朽化に加え、燃料の重油価格の高騰を理由に2014年3月31日夜10:00にて営業を終了しました。

 同銭湯はJR富山駅から徒歩5分、商店街の中心にある84年の歴史を持つ銭湯で、入り口は伝統の宮型造り、施設内には観音様が祀られ、その下には龍の彫刻などが施されるなど、個性豊かな和情緒あふれる銭湯で、地元住民だけでなく北アルプスへの登山後の立ち寄り湯としても多くの人々に愛されてきました。

 4代目となる現在の経営者は、利用客の減少や建物の老朽化に燃料となる重油の高騰に追い打ちをかけられ、営業を続けるかどうか悩んだ結果、閉店を決めたということです。


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