東日本大震災後に老朽化を理由として閉館していた南部富士見ハイツ(岩手県岩手郡雫石町)が2月17日、温泉とラドン岩盤浴施設を備えた新しい現代湯治「赤い風車」としてグランドオープンしました。
地元の人々にも親しまれてきた「螢宿温泉 南部富士見ハイツ」は、2011年5月末に閉館した後に遊技場やレジャー施設を運営する株式会社飛鳥商事が施設を取得しました。
施設は温泉施設のまま再活用するために改修が行われ、このたび温泉大浴場、露天風呂のほか、東北最大級のラドン岩盤浴施設を備え、約150人が宿泊できる3階建ての温泉旅館「赤い風車」としてリオープンとなりました。
温泉+ラドン岩盤浴は新しい形の現代湯治として注目されているだけでなく、南部富士見ハイツの従業員やパートの継続雇用をしていることでも話題を呼んでいます、