目の前は海! 北の温泉、南のお風呂
目の前に海が広がる露天風呂は各地にあります。今までに行ったことのあるこのタイプの露天風呂は、北は知床半島の根室湾側にある「相泊温泉」。南は西表島の「タイドプール風呂」。
タイドプール風呂は、磯の潮だまりが灼熱の太陽で温まった行水風呂といった感じです。ちなみにこのお風呂は地元の方が教えてくれた楽しみ方で、太郎が勝手に命名しました。
相泊温泉は、男女別で着替える掘っ建て小屋がありますが、無人で利用は個人責任です。
事故から3ヶ月あまり、今も悲しいニュースが届いていますが、太郎も入浴後、知床のクルーズ船に乗って滝も野生の熊も見ました。
“秘密基地だから通える”絶景露天風呂
新型ウイルス禍で遠くへはなかなか行けないという方が多いと思いますが、太郎の秘密基地から車で20分くらいのところにはこのタイプのお風呂が2か所あります。有名なのは黒岩根温泉。でも、太郎のお気に入りは「舟戸の番屋」です。
お風呂は小さいですが男女別で利用料は300円。今井浜の海水浴場のそばですから、これからの季節にいかがでしょう。
諸星 敏博
有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事
1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。