東伊豆の温泉地と地元グルメ
伊豆半島にはたくさんの温泉地があります。熱海から下田の間だけでも十数か所ありますが、あまり知られていない温泉地もあります。例えば、大川や白田などがそうでしょうか。
一方、観光スポットとして知名度の高い温泉地もあります。ブランド魚キンメダイや雛のつるし飾りが有名な「稲取」や、毎年3月には海岸道路が大渋滞する、河津桜で有名な「河津」も、自噴泉もあるれっきとした温泉地です。
太郎も暇なときは伊豆高原から下田の間をうろうろしています。その中でも、稲取の役場の駐車場で土日・祝日に開催されている朝市には定期的にお邪魔しています。お目当ては、季節の野菜や干物など地元産の食材、そしてその場で炊いているキンメの釜めし(味噌汁付き¥700)。この時期は、特にわらび・こごめ・蕗の薹などの山菜が豊富です。
また、会場の前には稲取漁協の直売所もあります。朝上がった新鮮な魚や貝類も販売されているので、観光のついでに立ち寄ってみるのもおすすめです。興味を持たれた方は、ホームページで開催日を確認してからお出かけくださいね!
諸星 敏博
有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事
1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。