創業70年嬉野温泉の老舗旅館が3/31で閉館

 1992年創業、天然温泉100%かけ流しの湯を10のお風呂で楽しめる、佐賀県の嬉野温泉にある老舗温泉旅館「嬉野館」が2014年3月31日の朝、「閉館のお知らせ」を玄関に張り出し創業70年の歴史に幕を下ろしました。

 同旅館は1922年(大正11年)に屋号「東京屋」で営業を開始、1942年に「嬉野館」として法人化された、客室数73室を有する嬉野温泉の大型旅館として団体客などで賑わっていましたが、数年前より客数が激減し13億円を超えていた売り上げが約5億円まで落ち込んでいたようです。

 2014年3月31日(月)の朝、玄関に「閉館のお知らせ」と書かれた張り紙が出され、同日営業を停止しました。尚、公式サイト上には閉館の告知などはされていませんが、宿泊予約のフォームはメンテナンス中となり使用できない状態となっています。


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