マナーを守って足湯をもっと楽しもう!

マナーを守って足湯をもっと楽しもう!のサムネイル

ここ数年、温泉地や温浴施設だけでなく、足湯はさまざまな場所に出来ています。
無料の施設も多く、気軽に休憩できるスポットとして利用者も増えている一方で、マナーを守らない方も増えていると聞きます。
そこで今月は、みんなが気持ち良く足湯を利用するための注意点や、おすすめの足湯施設を紹介します。


快適に足湯を楽しむために


 入る時に気をつけること

《静かに入りましょう》

足湯に入る時には静かに足を浸けましょう。周りに人がいる時に勢いよく入るとしぶきがかかってしまいます。たとえ誰も入っていなかったとしても、周囲を濡らしてしまうと、次に入る人にとっては迷惑です。気をつけましょう。

《詰めて座りましょう》

「誰もいない時なら、ゆったり座ったっていいじゃない」そう思うかもしれませんが、最初からほかの人も座れるように、適度に詰めて座る気配りは大人のたしなみです。

《お子さんは保護者と一緒に》

深くないとはいえ、足湯の深さはお子様にとって危険。足の届かない小さな子供は保護者が抱きかかえて入るなど十分注意しましょう。また小さな子供だけで足湯に入るのはやめさせましょう。


 入っている時に気をつけること

《お湯の中で足をバタバタしない》

足をお湯に浸けると気持ちよくてつい足をバタバタ……子供のみならず大人もやってしまいがちですが、当然周りに迷惑をかけることになります。どんなに開放的な気分になっても、また誰もいない時でも、座る所や周囲を濡らす原因となるので、絶対やめましょう。

《浸かりすぎに注意しましょう》

足湯でも長時間浸かるのはNGです。長くても15分ぐらいを目安に一度上がり、休憩するのがおすすめです。


 上がる時に気をつけること

《静かに出ましょう》

これは入る時と全く同じです。周りでのんびり足湯を楽しんでいる方に迷惑にならないように、しぶきなど飛ばさないよう静かに出ましょう。

《タオルで拭きましょう》

濡れた足を拭くのに、ハンカチなどではなかなか拭ききれず座るところを濡らしかねません。またティッシュは湯船に入ってしまうと湯を汚す原因になるのでやめましょう。タオルを販売している所もあるので、タオルを用意して利用することをおすすめします。


 こんな方、いないと思いますが……

足湯と明記しているので、当たり前ですが全身浴・半身浴はNGです。体を洗ったり洗濯するなど言語道断。また飲食や喫煙も、足湯カフェ以外ではNGです。


 足湯利用の注意点

《厚手のズボンは避けて》

ジーンズなど厚手のズボンなどは折ってまくり上げると、血流が悪くなる原因になるので、足湯を利用する時はできるだけ避けましょう。

《こんな方はご遠慮下さい》

体調が悪い方、高血圧や心臓病など持病をお持ちの方、足を怪我している時や皮膚疾患がある方は申し訳ありませんがご遠慮下さい。不安な症状がある方は医師に確認して利用して下さい。



観光ついでに行ってみよう! 人気の足湯


全国にたくさんの足湯はありますが、今回は観光がてら立ち寄るのにおすすめの足湯をご紹介します。

 横浜みなとみらい万葉倶楽部

みなとみらいの海沿いにある温泉施設です。24時間営業なので、朝までゆっくり過ごすことができます。

ここの9階にあるのが「展望足湯庭園」。潮風感じる開放感のある屋上で、みなとみらいを一望しながら足湯を楽しむことができます。
おすすめは何といっても夜。高層ビルや観覧車など煌めく夜景に酔いしれながら、足湯を存分に満喫できます。

>施設詳細はこちらから


 下呂温泉

下呂温泉街には足湯スポットが9か所あります。一部有料の施設もありますが多くが無料。散策に疲れたら日本三名泉の足湯に浸かりながら休憩できると、観光客にも好評です。

温泉をテーマにした「温泉博物館」内のユニークな造りの足湯や、懐石宿水鳳園玄関横にあり、配管の途中にゲルマニウムが入れられた「下留磨の足湯」など、興味深い施設がそろっています。

http://www.gero-spa.or.jp/ashiyu/


 白浜温泉

外湯が多くあり、湯めぐりで有名な南紀白浜温泉には、足湯も7か所点在しています。それぞれ異なるロケーションにあるのも特徴です。

「白浜銀座足湯横丁」は軽食やドリンクが注文できる足湯カフェ。白良浜前の「つくもと足湯」などシーサイドビューを満喫できる所もあるので、マリンレジャーや散策ついでにぜひ立ち寄りたいですね。

http://www.nanki-shirahama.com/onsen/



いかがでしたか?
みんなが気持ち良く利用できるよう、最低限のマナーを守って足湯を楽しみましょう。


[スポンサードリンク]