【熱海温泉】観光と温泉でちょっと遠くへ 太郎の漫湯記 Vol.100

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本格的な夏の訪れを感じる7月の太郎は、首都圏から近い海辺のリゾート地「熱海温泉」へ。
この時期は恒例の花火大会に加え、來宮神社例大祭などでさらに賑わいをみせる熱海ですが、今回は徳川家康が愛した湯を満喫するとともに、ひと味違った熱海を楽しむ旅に出かけます。

※施設の営業状況などにつきましては、事前にご確認のうえおでかけください
※写真提供:熱海市

目次

暑い夏もさわやかに♪「 熱海だいだい」グルメを満喫!

生産量が日本一! 熱海のだいだい

熱海のだいだい
毎年12月頃になると熱海・多賀地区の山が黄色い実で彩られるのだそう 提供:熱海市

 「熱海だいだい」は江戸末期、網代に寄港した紀州の船乗りが食べていた、だいだいの種を植えたのが始まり。現在では、生産量日本一となった特産品で、収穫の時期ではなくても、市内では「熱海だいだい」使用のグルメを味わうことができます。熱海のパワースポット來宮神社の神様もお好みと伝わる「熱海だいだい」を、さまざまな形で味わってみてください。

“熱海だいだい”グルメが楽しめるスポット

橙サイダー(茶寮 報鼓/來宮神社)

橙サイダー
熱海だいだいの風味がのどをさわやかに潤す「橙サイダー」(570円) 提供:熱海市

 古くから来福・縁起の神として信仰され、7月には「山車コンクール」でも知られる例大祭が行われる來宮神社。その境内にある「茶寮 報鼓(ほうこ)」では「橙サイダー」が楽しめます。また、屋上にある「厨 楠の香」や鳥居そばにある「鳥居の結び葉」などでも「熱海だいだい」を使ったさまざまなドリンクが揃っていますので、参拝後は、熱海ならではのさわやかなドリンクでひと休みしてみては。

茶寮 報鼓
本殿近くの「茶寮 報鼓」。橙のお酒が豊富にそろう「厨 楠の香」は屋上に 提供:熱海市
所在地:熱海市西山町43-1
TEL:0557-52-3280
営業時間:平日10:00~16:30、土日祝9:30~
定休日:なし
アクセス:「JR来宮駅」より徒歩約5分
HP:https://kinomiya.or.jp/top/praying/cafe/

おさかな食堂5色丼(熱海おさかな・大食堂/熱海駅前商店街)

おさかな食堂5色丼
マグロやホタテなどものった豪華な「おさかな食堂5色丼」(1958円) 提供:熱海市

 熱海の新鮮な魚介料理を味わえる店です。だいだいグルメなのに魚介料理? その答えは「熱海だいだいサクラマス」の料理が味わえるからです。臭いを抑えるため熱海だいだい果汁を混ぜた餌で養殖するマスは、脂のりも◎。5種の海鮮たっぷり「おさかな食堂5色丼」などで楽しめます。熱海駅前商店街付近にあるお店なので、散策途中の食事におすすめです。

平和通り商店街
おみやげを探しながら「平和通り商店街」を進めばお店に到着できます 提供:熱海市
所在地:熱海市田原本町3-1 熱海魚熊ビル2F
TEL:0557-48-6855
営業時間:11:00~15:00(L.O. 14:30)/17:00~21:00(L.O. 20:00)
※年末は変更あり
定休日:不定
アクセス:「JR熱海駅」より徒歩3分
HP:https://www.osakana-daishokudo.com/
▼そのほかの「熱海だいだい」グルメは「あたみニュース」でチェックを!

https://www.ataminews.gr.jp/

レトロな空間でひと休み「親水公園」近くの喫茶店

親水公園

親水公園
ムーンテラスのある第1工区はコートダジュールをイメージしたエリア 提供:熱海市

 熱海市と地形や街並みも似ている姉妹都市・サンレモ市にちなんで、地中海北部のリゾート地をイメージした公園。花火大会の観覧場所としても知られています。3つのエリアに分かれていて、それぞれ、コートダジュール、サンレモ、ナポリと違うイメージで造られているので、旅する気分で散策が楽しめるのも魅力。旅の記念撮影にもおすすめのスポットです。

所在地:熱海市渚町地先
問合せ:0557-86-6218
※熱海市公園緑地課
アクセス:「JR熱海駅」より熱海港方面行きバス乗車、「銀座」もしくは「親水公園」下車

サンバード

サンバード
アツアツの鉄板でテーブルに届く「ナポリタン」(850円)も人気! 提供:熱海市

 国道135号線沿いにある、赤い鳥のロゴが目印の喫茶店。70年代を感じる小粋な空間で、熱海湾を眺めながらゆっくり過ごせます。1968年の創業時からほぼ変わらないというメニューは、トーストやパフェが充実。古き良き時代の味わいも満喫できます。

所在地:熱海市東海岸町2-15
TEL:0557-81-3667
営業時間:9:00~16:00(L.O.15:00)
定休日:水曜日、木曜日
アクセス:「JR熱海駅」より徒歩約12分
HP:https://www.instagram.com/sunbird_atami

cafe田園

cafe田園
池の白い像は、寛一・お宮像を制作した彫刻家・舘野弘青氏の作品だそう 提供:熱海市

 入口のメニューサンプルのショーケースや、テーブルやソファーにどこか懐かしさを感じる、1959年創業の昭和レトロな喫茶店です。中央の池で泳ぐ鯉の姿やアートを眺めながら、ナポリタンやトーストなど、創業以来変わらぬ味が楽しめると人気です。

所在地:熱海市渚町12-5
TEL:0557-81-5452
営業時間:9:00~20:30
定休日:木曜日
アクセス:「JR熱海駅」より熱海港方面行きバス乗車、「銀座」下車徒歩約1分
HP:https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220502/22013996/

おみやげにも「熱海だいだい」を
「だいだい杏仁」(御菓子処 一楽)

だいだい杏仁
濃厚な杏仁豆腐に蜜漬けだいだいを添えた「だいだい杏仁」(1個320円) 提供:熱海市

 平和通り商店街にある菓子店です。熱海をイメージするような菓子をはじめ、「だいだい杏仁」など特産品を使った菓子もあるので、旅の記念となるおみやげ探しにおすすめです。熱海駅から近いので、帰路に立ち寄ってみて。

所在地:熱海市田原本町5-5
TEL:0557-85-7222
営業時間:9:00~17:00
※土日祝は~17:30
定休日:水曜日
アクセス:「JR熱海駅」より徒歩約2分
HP:https://www.1-raku.com/

熱海温泉を満喫できる宿へ
熱海ニューフジヤホテル

徳川家康も愛した熱海の湯を3種のお風呂で堪能!
オーシャンビューの客室も備えたリゾートホテル

熱海ニューフジヤホテル

 熱海温泉街の中央に位置し、JR熱海駅や熱海サンビーチも徒歩圏内と、観光や食べ歩きにもピッタリなリゾートホテルです。客室は和室・洋室・和洋室の3タイプで全349室。ゆっくりくつろげるお部屋のなかでも、特にオーシャンビュー客室や開放的な空間の別館和室二間がおすすめです。

 お風呂は広々とした大浴場、露天岩風呂の「家康の湯」、熱海市街から海までの絶景を11階の高さから一望できる展望露天風呂の3種類。いずれも泉質は、保温効果の高いナトリウム・カルシウム塩化物泉。お風呂めぐりをしながら、徳川家康も愛した熱海温泉で日頃の疲れも癒してみて。

種類豊富な和洋中バイキングと旬の食材の会席コースは
きっとみなさまにご満足いただけるはず!

 夕食は種類豊富な料理がそろうバイキングで、ソフトドリンクやアルコールも飲み放題です。さらに、7月末まで「自家製ソースで食べる 黒毛和牛ハンバーグフェア」を開催中。通常メニューとともに、今しか味わえない期間限定料理もお楽しみください。

熱海ニューフジヤホテル
イメージ

 館内には無料施設が充実。カラオケや卓球などのほか、約2,400冊完備の漫画コーナー、雨の日でも楽しめる夏季限定プールと、多種多様な過ごし方が叶うのも魅力です。

 また、JR池袋駅から往復バス(税込3,300円)も運行中。首都圏から気軽に移動できるので、家族や仲間との熱海旅にぜひ。

熱海ニューフジヤホテル
所在地:熱海市銀座町1-16
TEL:0570-022-780
宿泊料金:大人1名様1泊2食付9,800円(消費税込10,780円~/入湯税・宿泊税別)
アクセス:「JR熱海駅」より徒歩約15分
HP:https://www.itoenhotel.com/atami_newfujiyahotel

熱海温泉観光地図

▼情報はここでチェック

熱海市観光協会公式観光サイト「あたみニュース」

https://www.ataminews.gr.jp/

▼アクセス

電車:JR東海道線もしくは東海道新幹線こだまで熱海駅へ

車:圏央道・さがみ縦貫道寒川南I.C、西湘バイパス石橋I.C経由国道135号で熱海へ

いかがでしたか?

熱海温泉に浸かって、ビタミンCたっぷりの「熱海だいだい」を味わい、レトロ空間でゆっくり過ごせばきっと気分転換もできるのでは。
ちょっと時間ができたら、そんな熱海の旅へでかけてみてください。


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