【宿泊と公衆浴場】旬のあんこうと三種の湯を堪能 青森下風呂温泉郷

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冬が旬の味覚はさまざまな物がありますが、あんこうもその一つですね。
そこで今回は、あんこうの活魚を使用した料理が味わえ、さらに三種の湯が楽しめるという、青森県の下風呂温泉郷を紹介します。


下風呂温泉郷


文豪も愛した湯治場

下北半島に位置する下風呂温泉郷は、室町時代から傷に良い湯治場として知られた歴史ある温泉地です。また文豪・井上靖が「海峡」の終局を執筆し、終章に「漁り火の見える温泉」と紹介した地としても有名です。

漁り火
下風呂温泉から見る幻想的な漁り火

三種の湯

下風呂は源泉が3種類。酸性・含硫酸-ナトリウム-塩化物硫酸塩泉の「大湯」、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉の「新湯」、ホウ酸-含硫黄-ナトリウム・カルシウム塩化物泉などの「浜湯」と泉質がそれぞれ異なります。

大湯
白いにごり湯が特徴の「大湯」の湯

游めぐり(湯めぐり)

もっと温泉を楽しみたい、そんな方は宿泊者専用の手形を利用してみては。下風呂温泉郷の共同浴場やホテル・旅館のお風呂から3ヶ所を利用できます。青森ヒバ製の手形は記念品として進呈。旅の良い思い出に。

游めぐり(湯めぐり)
3種類の形がある手形は、各800円

観光やレジャーも楽しめる

海峡いさりび公園
冬は雪化粧となる海峡いさりび公園

展望台や奇岩・二見岩、井上靖の文学碑や同志社大創始者・新島襄の寄港記念碑などある「海峡いさりび公園」の散策や、津軽海峡での釣りを楽しめます。またこの時期ならではの「布海苔採り体験ツアー」も行われます。

津軽海峡での釣り
2月からは津軽海峡での釣りも可能

布海苔採り
貴重な布海苔採りは宿泊とセットで

●風間浦村商工会
電話番号:0175-35-2010
住所:青森県下北郡風間浦村
交通アクセス:JR下北駅より下北交通バス佐井方面行乗車約70分
※詳細はHPで(問い合わせフォームあり)
http://www.shimohuro.com/



下風呂温泉に入ろう!


 さが旅館

さが旅館
落ち着いた雰囲気のお風呂で温泉を

昭和20年頃に開業した家庭的な雰囲気の中で過ごせる宿です。温かな温泉とともに、東京での修行経験を持つご主人が心を込めて作る魚介料理を、存分に楽しむことができます。

さが旅館
清潔感ある畳で寛げる、和室の客室

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 下風呂観光ホテル三浦屋

下風呂観光ホテル三浦屋
和の趣きあるお風呂で入るにごり湯

旬の海鮮料理と硫黄を含む掛け流しの湯が楽しめる、平成11年にリフォームされた近代的なホテルです。大浴場と全客室から漁り火や沿岸の北海道が見えるなど、眺望も満喫できます。

下風呂観光ホテル三浦屋
客室の窓からは美しい津軽海峡の眺望が

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 まるほん旅館

まるほん旅館
お風呂では大湯系の湯を楽しめます

先代がたくさん訪れる客を泊めるために始めたという宿。アワビなど地元の魚介がたっぷり味わえるものや温泉をのんびり楽しむものなど、目的に合わせたプランが揃っています。

まるほん旅館
ゆとりある和室で、寛ぎのひと時を

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 佐々木旅館

佐々木旅館
清々しい気分で湯を楽しめるお風呂

数年前リニューアルしたお風呂は青森ヒバ造り。木の香を楽しみながら新湯系の湯を楽しむことができます。またこの宿は、ペット同伴の宿泊も可能。ただし事前に相談が必要です。

佐々木旅館
懐かしい雰囲気が漂う客室で寛げる

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 大湯(公衆浴場)

大湯(公衆浴場)
湯船は熱めと普通に分かれています

大湯は下風呂温泉の中で最も古い温泉です。湯殿と浴槽には下北のヒバを使用。地元の漁師たちは海から上がると、全体的に熱めであるこの大湯で、冷えた体を温めるそうです。

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 新湯(公衆浴場)

新湯(公衆浴場)
温泉をゆったり楽しめる大きめ浴槽

2つの浴槽がある大湯とは違い、大きめの浴槽が真ん中に配置されているのが特徴の新湯。また源泉の温度も大湯に比べるとより高いのだそう。熱めの湯がポカポカと体を温めます。

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いかがでしたか?
かなり遠い温泉地ですが、旬の味覚と熱い温泉を満喫しに、機会があればぜひ出かけてみて下さい。


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