修善寺温泉とは
日本百名湯の一つである修善寺温泉は、昔から文人などにも愛されたことでも有名です。その名は弘法大師が開基したという「修禅寺」が由来です。また弘法大師が開湯したという「独鈷の湯」は伊豆半島で一番古い温泉と言われています。鎌倉時代には、2代将軍源頼家が幽閉中に暗殺されたり、その叔父源範頼も幽閉中に自殺するなど、源氏に起こった悲劇が、今なお語り継がれています。
その後江戸時代中期ごろからは温泉の開発が進み、明治時代になると、文学作品の舞台になったことをきっかけに湯治場として注目を浴びるようになりました。一時は最大9つの外湯があったそうです。
修善寺温泉は、温泉療法医がすすめる百選の一つである名湯。ゆっくり滞在し、温泉を楽しみたいですね。
修善寺への交通アクセス
車:伊豆中央道修善寺I.Cよりすぐ
電車:伊豆箱根鉄道修善寺駅より伊豆箱根バス・東海バス修善寺温泉場行き乗車修善寺温泉下車
修善寺温泉旅館協同組合HP:http://www.shuzenji.info/
まだある 修善寺の観光スポット
807年に弘法大師空海が開基したといわれる修禅寺は、非業の死をとげた源頼家が幽閉されていたお寺です。「修禅寺物語」で有名な古面などは宝物館に納められているそうです。
電話番号:0558-72-0053
住所:伊豆市修善寺964
交通アクセス:修善寺温泉バス停より徒歩5分
恋の橋めぐり
源頼家とかつらがこの修善寺で愛を育んだ言い伝えから、願いをかけながら桂川に架かる5つの橋を渡ると、恋が成就すると言われているそう。カップルにおすすめの散策コースです。
コース:渡月橋→虎渓橋→桂橋→楓橋→滝下橋 ※詳しくはHPで確認
独鈷の湯
修善寺温泉発祥の湯である独鈷の湯。病の父の体を川の水で洗う息子に心を打たれた弘法大師が、川の岩を打ち温泉を湧出させたと伝わります。現在は残念ながら入浴出来ません。
電話番号:0558-72-2501
住所:伊豆市修善寺3463-1
交通アクセス:修善寺温泉バス停より徒歩5分
甘泉楼
新井旅館の大正13年に建築された登録有形文化財「甘泉楼」の1階をリニューアルして、昨年おみやげ処が誕生しました。海の幸など伊豆の名産物やスイーツなどが購入できます。
住所:伊豆市修善寺968-3
営業時間:10:00~17:00
店休日:不定休
交通アクセス:修善寺温泉バス停より徒歩3分
【こちらの記事もオススメ!】