太郎の秘密基地
最終的に選んだ二拠点生活の地、太郎の秘密基地は伊豆高原、築50年の物件です。
太郎は伊東付近だけでも数十件の候補物件を見て回りました。「海を見ながら生活したい!」そう思うかもしれませんが、海岸沿いは塩害が大変です。かと言って高台は、伊豆山の災害が記憶に残っています。太郎は各行政が発行している災害マップを参考にしました。
それと、around70の行動力からすると最低限の生活インフラは絶対条件。ここは平坦地で主要幹線沿いにお店や病院も揃っています。
秘密基地は昭和46年築、太郎が3人目の隊長です。年齢51才。今までは、別荘使いだったようですが、幸いなことに、周囲の植栽はあまり手が行き届いていませんが、建物は結構メンテナンスされています。
屋根裏も除いてみましたが、不法滞在者(ネズミやハクビシンなど)はいません。むしろ、当時の大工さんの職人技にびっくりでした。ハクビシンって夜行性で、棲みつかれると大変らしいですよ!
お風呂大好きな太郎ですから、もちろんそこはチェック済み。次回は二拠点生活のお風呂についてお伝えしますね。
諸星 敏博
有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事
1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。