ゆ〜ゆ本誌にて2013年まで連載していた「お風呂の四方山話」が令和版「温泉・温浴の四方山話」として復活! 愉湯太郎が伊豆高原の秘密基地よりお届けいたします。「風呂超爺・太郎の二拠点生活blog」とあわせ、ぜひお楽しみください(編集部)。
老害と言われないように
否が応でも年を重ね、今年はとうとう後期高齢者に突入。これでシルバーシートに遠慮なく座ることができます。実は、この年まで太郎はシルバーシートに座ったことがありませんでした。仮に空いていたとしても……。見栄を張っていたのでしょうか!?
さて、とある本の新聞広告に、こんな文言がありました。
- 昔話をくどくどと繰り返す
- いつの間にか説教じみた話になってしまう
- 趣味にいかに造詣が深いか唾を飛ばす勢いで話す
- ささいなことでもクレーマーに変身してしまう
- 孫自慢に花が咲いてしまう
- 酒を飲むと俺の時代はとか今の若い者は……と始まる
思い当たる節はありませんか? 本人は無意識なのでしょうが、シニア世代あるあるですよね。
温浴施設でも、せっかくお風呂に入って気持ちよくなっているのに、年寄りの訳のわからない長話につきあわされたり、しつこいクレームにスタッフが困惑顔で対応しているのを見ることがあります。あなたは大丈夫ですか?
諸星 敏博
有限会社ライフラボ代表 / 一般社団法人 温浴振興協会 代表理事
1953年生まれ。温泉大国長野県で身近に温泉を感じながら子ども時代を過ごす。その影響か、「温泉を楽しむこと」がライフワークに。1990年~2000年代にかけて起きた温泉ブームに、より多くの人に温泉に親しんで欲しいという思いから「お風呂で得するフリーマガジン ゆ~ゆ」を創刊。その傍ら、より安全に気軽に温泉を楽しめるよう各温浴施設のコンサル業務も行い、現在までに50数施設の支援に当たっている。