体には、細胞の損傷を防ぐタンパク質の一群、「ヒートショック・プロテイン70(HSP70)」を生み出す力が備わっています。熱めの風呂に浸かったり、温熱を当てるといった熱の刺激で誘導されることから、この名がつきました。ヒートショック・プロテイン70(HSP70)はストレスに立ち向かい、損傷を受けた細胞を、ストレスがかかる前の状態に修復、整備する働きを持っています。
日常生活の中でその発現を増やす方法がなんと入浴です。40℃の湯に20分つかると、血中のヒートショック・プロテイン70(HSP70)が有意に増えることが確認されています。
お風呂にゆっくりつかると、よく眠れると感じている方は多いのではないでしょうか。
*大塚製薬「健康と病気」より
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