なになに?? そのなんとかプロテインって新しい健康食品?
違います! ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力も持ってるんだ。つまり、カラダにとってはとてもありがたい存在で、ヒートショックプロテインが増えることは「カラダを元気にする」ことにつながっているんだよ。
ヒートショックプロテインというのを増やせばいいのね! どうしたら増えるの?
ヒートショックプロテインは、身体に熱によるストレスが加わることによって、体内で作られる量が増加するんだって。
「熱によるストレス」……なんだかとても大変! 病気でもないのに熱を上げるなんて難しそう!
大丈夫! 普段の生活のなかで、簡単にヒートショックプロテインを増やすことができる方法があるんだよ。ズバリ、「お風呂」! お風呂に入って体温を上げ、保温することによってヒートショックプロテインを増加させることができるんだ。あわせて免疫力もアップ!
それなら簡単! おすすめの入浴方法はあるの?
ヒートショックプロテインは、体温を38度くらいまで上げ保温することによって体内で作られるんだって。でも、いきなりそんなに体温を上げるのは難しいので、まずは自分の平熱を知り、平熱プラス1.5度アップを目指してみよう。
入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことも忘れずに。お湯の温度は、40~42度くらいに設定、温度を上げすぎるのはNG! この状態で、湯船に10分ほどつかっていると、自然に体温は1度ほど上昇するんだって。そしてこのままさらに10分ほど入浴すればOK。
入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないことも大切。体温は自然に下がっていき、増加したヒートショックプロテインは1週間ほど体内に残り、その力を発揮するんだよ。
それなら、週1回お風呂屋さんに行こう~っと♪ ヒートショックプロテインで疲れにくい身体ゲットだわ。やっぱり「入浴」がお手軽でいいね!!
ポイントは体の深部の体温を上げること。表面を少し温めただけでは、体温は上昇しないよ。サウナや岩盤浴なども、深部の体温を上げる効果があるんだ。シャワーだけですませるのもダメ。シャワーは体の一部は温まるものの深部までは温まらないし、何よりシャワーを何分も浴びるのは不経済だよ。
お風呂屋さんになかなか行けない時も、おうちのお風呂にお好みの入浴剤を入れて、香りや湯ざわりを楽しみながら、ゆ~っくり入浴。温浴効果を高める入浴法を取り入れて、ますます元気になっちゃおう!
さっきから気になっていたんだけど……。いつも食べることばかり考えている次郎がなんでそんなに詳しいの?
怪しい……
実は(株)バスクリンさんから全部教えてもらったの……すいません……
HSPを増やす入浴法のポイント
- 入浴前と入浴後に水分補給
- 自分の平熱から+1.5度を目安に
- 40~42度で20分入浴
- 舌下温を計り、体温(深部)の上昇をチェック
- 入浴後は冷やさない、温めすぎない
- 2〜3日に1回でOK
- 体調が悪い時に試すのはやめましょう
出典:(株)バスクリン お風呂の効果「入浴」と「免疫」について
https://www.bathclin.co.jp/