太郎の漫湯記 Vol.37 群馬県・草津温泉

目次

1. 草津ではまずここへ！　湯畑をぐるりと散策
2. ここも立ち寄ってみて　草津の観光スポット
3. 湯もみを見て体験！　熱乃湯
4. 湯めぐりしながらおみやげを
5. 浴衣で歩けばお得がいっぱい♪
6. 草津温泉を満喫できる宿へ「喜びの宿高松」
7. 草津温泉周辺地図

草津を訪れたら、まず立ち寄りたいのが「湯畑」。毎分4,000ℓの温泉が湧出する様子を見ることができますが、それだけではありません。湯畑の周囲の歩道を歩きながら、湯滝や足湯、徳川吉宗公ゆかりの文化遺産などのスポットを巡ることができます。時計の反対回りにぐるりと歩くのがポイント。まずはここで、草津の湯を見てふれながら散策してみてください。

吉宗公へ献上する湯をみ上げたと伝わる「八代将軍御汲み上げの湯枠」

「湯けむり亭」は、江戸時代の共同浴場を再現。足湯でほっこりできます

ズラリと並んだ木の桶から湯が流れる「湯樋」。湯の花はここで採るそう

勢いよく湯が流れ落ちる「湯滝」。岩肌の緑色は強酸性の湯を好む珍しい藻類です

江戸時代からある燈篭。200年近くの間、湯滝をそばで見守っています

湯畑キャンドル「夢の灯り」

湯畑前の光泉寺階段に並ぶろうそく。灯りの中に浮かぶのはゆもみちゃん

昼と違う表情を見せるライトアップされた夜の湯畑。湯けむり舞う中、キャンドル1500個の優しい灯りが揺らめく「夢の灯り」開催日は、より幻想的な光景を楽しむことができます。

草津片岡鶴太郎美術館

落ち着いた空間で片岡氏の芸術にふれることができます

片岡鶴太郎氏の作品が鑑賞できる美術館。日々出会う魚や花・虫など、生あるものへ愛しさが感じられる作品が、常時約130点展示されています。子どもOKなので、家族でぜひ。

草津ホテル付帯の美術館。ゆっくりくつろげるカフェやショップも併設

草津熱帯圏

まるでジャングルのようなドーム内

温泉熱を利用した亜熱帯エリアのジャングルドームなどがあります。高さは何と15m。ゾーンが3階層に分かれたエリアに生息する、さまざまな動植物を見ることができます。

カピバラや4mものワニもいるそう

草津節が流れるなか、湯もみガールズによる踊りと湯もみが楽しめます

約50℃と源泉が熱い草津の湯。効能を薄めず入浴しやすい温度にするため、江戸時代に生まれたのが「湯もみ」です。

貴重な「湯もみ体験」も可能。事前に情報を確認してから出かけてみて！

熱乃湯では、この湯もみと踊りを組み合わせたショーを見たり、湯もみを体験することが可能。草津ならではの思い出づくりにぜひ♨

湯畑近くにある「熱乃湯」。館内はもちろん、ガス灯のある外観もレトロな雰囲気

草津温泉の特徴

日本三名泉の一つ。pH2.1という日本有数の酸性泉で、殺菌作用が高いことでも知られています。また、1日にドラム缶約23万本湧出と湯量も豊富。一度は入りたい名湯です。

茶はつぶあん、白は栗＆こしあん。「本家ちちや」は二色のまんじゅう

温泉みやげといえばやっぱりまんじゅう。草津でもいろいろなお店で販売されています。食べ比べてみるのも楽しいですね。ほかに漬物や雑貨など商品も多彩なので、渡したい人に合わせて選べます。草津ならではのものをという時は「ゆもみちゃん」グッズもおすすめ。配りやすいお菓子もあります。湯めぐりしながら、さまざまなお店へ立ち寄ってみて。

「『草津温泉のドレスコードは浴衣でしょ！』を見て来ました」と伝えて

現在「草津温泉のドレスコードは浴衣でしょ！　浴衣de街歩き特典」を実施中。浴衣で参加店舗へ行けばお得になります。ホームページで参加施設をチェックしてからお出かけを。

「泉」大浴場。まれに淡いにごり湯に

草津温泉のシンボル「湯畑」から徒歩4分の立地にあり、気軽に情緒溢れる温泉街を浴衣で散策できます。中でも夜の湯畑ライティングは幻想的な時空間へと変貌します。

純和室のほか客室タイプもさまざま

また、大浴場・露天風呂・貸切風呂には、湯畑源泉の名湯が源泉そのままに掛け流されており、心ゆくまでご堪能いただけます。

岩風呂や樽風呂がある「泉」露天風呂

夕食は、群馬県産食材をメインとした会席膳を、朝食は和洋バイキングを最上階にあるメインダイニングでお楽しみいただきます。

部屋や料亭と4カ所から選べる食事

最上階メインダイニングでは朝食も

バーラウンジは、お昼は湯上り処に

純和風の玄関はお客様のインスタスポットになっており、写真撮影の際はご遠慮なく、近くの従業員にお申し付けくださいませ。

草津温泉への交通アクセス

いかがでしたか？

3月は1年でもかなり忙しい時期。
自由に旅することができるようになったら、名湯で体も心もリフレッシュしに、草津へ出かけてみてください。