観光と温泉でちょっと遠くへ「鬼怒川温泉」太郎の漫湯記 Vol.54

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9月に太郎が旅をするのは栃木県・鬼怒川温泉。
秋から冬にかけて楽しめるイベントや、鬼怒川ならではの観光情報はもちろん、今回は温泉宿も2軒ご紹介!
さあ、今月も太郎と一緒に出かけてみましょう。

※イベント等は変更や中心になる場合がありますので、事前に確認してからお出かけください。

目次

夜を鮮やかに彩る 秋のイベント

百華繚乱花火 ~鬼怒川焔火(きぬがわえんか)~

百華繚乱花火 ~鬼怒川焔火(きぬがわえんか)~
秋から冬、鬼怒川の夜空を彩る花火。季節で異なる雰囲気も楽しめます

 今年、開湯330年を迎えた鬼怒川温泉。それを記念した事業の一環として、夏から冬にかけての長期間に開催されている打ち上げ花火です。今年は密を避け、宿で鑑賞するのがおすすめ。期日によって打ち上げ会場が異なるので、ご予約前に確認を。

開催日:~2021年12月の毎週土曜日
開催時間:21:00から約8分間 ※時間変更の場合あり。事前にご確認を
打ち上げ
場所:
・鬼怒川温泉中央会場
・鬼怒楯岩大吊橋会場(毎月第3土曜のみの予定)
・鬼怒川公園会場
(「月あかり花回廊」開催期間中土曜のみの予定)
問合せ:日光市観光協会
0288-22-1525

月あかり花回廊 第12章

月あかり花回廊 第12章
自然と調和した“あかり”の演出が、人々を幻想的な世界へと誘います

 月あかりの下、自然や人とふれあいながら、さまざまな「癒しの空間」を体験できます。期間中、会場では自然の景観を活かした“あかり”演出や芸術作品の展示、イベントなどを開催。鬼怒川温泉街でも、グルメや温泉がより楽しめる企画が実施されます。

※新型ウイルス感染拡大防止の観点より、イベント内容に変更がある場合も。事前に公式サイト等でご確認ください

月あかり花回廊 第12章
例年、屋台の出店やコンサートも。今年の詳細はHPでチェックしてみて
開催期間:2021年9月25日(土)〜11月30日(火)
会場:鬼怒川温泉内各所
問合せ:月あかり花回廊実行委員会(日光市観光協会内)
0288-22-1525
HP:https://tsukiakari.kinugawa-onsen.info/

秋にも楽しみたい! 鬼怒川ならではの観光

 鬼怒川周辺にはさまざまな観光スポットがありますが、今回は秋にも楽しみたいスポットを紹介します!

鬼怒川ライン下り

鬼怒川ライン下り
船頭の巧みな操船も必見。水しぶきをあげて進む、迫力ある航行もあり

 鬼怒川の渓谷美を満喫するには、やはりライン下りが一番! 周辺に広がる秋景色の中、奇岩や怪石に出会いながら川を滑り抜けていく、スリルも満点、40分間の旅が楽しめます。

鬼怒川ライン下り
これからは周囲の木々が赤や黄に染まりゆく、秋の絶景も満喫できます
所在地:日光市鬼怒川温泉大原1414
問合せ:0288-77-0531(鬼怒高原開発株式会社)
営業期間:4月中旬~11月下旬 ※期間中は無休
営業時間:9:00~15:45 ※1日12便
料金:大人2900円、子供1900円、幼児600円
アクセス:鬼怒川温泉駅より徒歩約4分
HP:https://linekudari.com/

東武ワールドスクウエア

東武ワールドスクウエア
展示数は100以上。建築物を彩る植物も本物なので、四季で違う表情に

 世界の遺跡や建築物を25分の1の縮尺で精巧に再現しています。今年は首里城や、タイのワット・アルンも登場! 秋のさわやかな空気を感じながら、世界旅行気分を味わって。

所在地:日光市鬼怒川温泉大原209-1
問合せ:0288-77-1055
営業時間:9:00~17:00 ※季節により変更あり、最終入園1時間前
休園日:なし
料金:大人2800円、小人1400円 ※前売券あり
アクセス:東武ワールドスクウェア駅下車すぐ
HP:http://www.tobuws.co.jp/

大江戸温泉物語 鬼怒川観光ホテル・ホテル鬼怒川御苑

 栃木県・日光市に2つの宿を持つ大江戸温泉物語。
 川を挟んで向かい合って建つ「鬼怒川観光ホテル」と「ホテル鬼怒川御苑」にはそれぞれの魅力があります。

 「鬼怒川観光ホテル」の魅力はなんと言ってもお風呂! 開湯250年の歴史を持つ鬼怒川温泉の湯が溢れる多種多様な浴槽があり、ご滞在中温泉三昧をお楽しみいただけます。男性・女性用共に、半露天風呂は鬼怒川のせせらぎが耳に届く、心落ち着く空間です。天然温泉と自然の奏でる音で、体と心を癒す湯あみをお約束します。

 また小さなお子様連れのファミリーやグループのお客様には貸し切り風呂がお勧めです。半露天風呂付きのほか、なんと、岩盤浴付きの貸し切り風呂もご用意。周囲に気兼ねなく、ゆったりと温泉をご堪能いただけます。

 一方「ホテル鬼怒川御苑」の魅力は食事。9月1日からは「秋の北海道フェア」がスタートします(11月30日まで)。子供も大人も大好きなサーモンやまぐろの豪華なお造りやいくら海鮮丼、香りもご馳走の「ホタテと海老の浜焼き」や、女性やお子様の大好きな味「栗かぼちゃと男爵芋のグラタン」など、新鮮な海鮮から洋風の一皿まで、北海道らしい美味しさを満喫するメニューでおもてなしいたします。別腹のデザートではチーズケーキや北海道牛乳プリンをお見逃しなく。食欲の秋、お腹いっぱいお召し上がりください。

 もちろんどちらの宿も温泉も食事も自慢の宿です。
 空気が澄んで空が高くなる秋。温泉が恋しくなったら、ホームページをチェックして、旅のスタイルや目的に合わせてお好みの宿を選んでみませんか?

鬼怒川観光ホテル

大江戸温泉物語 鬼怒川観光ホテル
所在地:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝359-2
電話番号:0570-031126
料金:【 1泊2食付きスタンダードプラン】10208円~ 
*1室大人3名様ご利用時(1名様分)
HP:https://kinugawa-kanko.ooedoonsen.jp/

ホテル鬼怒川御苑

所在地:〒321-2521 栃木県日光市藤原1-1
電話番号:0570-061126
料金:【 1泊2食付きスタンダードプラン】9108円~ 
*1室大人4名様ご利用時(1名様分)
HP:https://kinugawa-gyoen.ooedoonsen.jp/

鬼怒川温泉 効能レポート

傷は川治(川治温泉)、火傷は滝(鬼怒川温泉)

 江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒正しき温泉。明治以降に一般開放されてから「傷は川治、火傷は滝」と称され、名湯を求めて山奥まで訪れる人が絶えなかったといいます。その後も多くの観光客が訪れ、鬼怒川渓谷沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の大型温泉地として発展しました。

 鬼怒川温泉の泉質は単純温泉、誰でも安心して入れる刺激の少ない湯で、神経痛やリウマチ、五十肩、疲労回復や健康増進に効くというアルカリ性単純温泉です。肌にも優しい軟らかな泉質で美肌の湯としても知られています。火傷に対する効能があるとされ、皮膚病、胃腸の病気などにも効果があります。開湯以来250余年、変わることなくそのぬくもりを今に伝えています。

(温浴振興協会理事/諸星敏博 談)

鬼怒川温泉周辺地図

鬼怒川温泉周辺map
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鬼怒川温泉への交通アクセス

車:日光宇都宮道路今市I.Cより国道121号線経由
電車:東武鬼怒川温泉駅下車
HP:今回ご紹介した情報はここでチェック!
http://www.nikko-kankou.org/

いかがでしたか?

新型ウイルス禍の疲労もピークになりつつある今日この頃。
機会があれば日常を離れて、温泉でゆっくり心と体を休めてみてください。


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