【夏の疲れで弱った肌をお風呂でメンテナンスの巻】お風呂で解決次郎の入浴メンテ！

　なに？　入浴術3ヶ条って？　船中八策なら知ってるけど。
まあ、私はすでに美肌の持ち主だから大丈夫だけど～。でも一応聞いてみようかな。

　さくら姉さん、なにワケのわからないこと言ってるの。本当はすごく知りたいんでしょ。姉さんのように忙しいからとシャワーで済ませがちな方も多くいると思うけど、入浴はね、身体を温めるだけでなく、入り方によっては肌をいたわり美肌に近づける可能性を大いに秘めているんだ。

　前置きはいいから入浴術を早く！

　（そんな怖い顔で言わなくても……）では発表します！

1条　お湯はややぬるめ（38～40℃）がおすすめ
　42℃以上の熱いお湯は肌への刺激が強く、肌にとって必要な皮脂を取り過ぎてしまい、さらにダメージを与えてしまうんだ。入浴後に乾燥が進むので要注意！

2条　全身が温まるまでゆっくりつかる（10～20分）こと
　さらにぬるめのお湯にゆっくりつかれば、身体の芯まで温まり、毛穴も開き、それだけで皮膚の汚れを落とすことが可能なんだ。ただし姉さんのように歴史小説を読みながら肌をふやけさせるほどの長湯は禁物！
　身体を洗う場合もゴシゴシと強くこするのは、角質層を傷めてバリア機能を損ねる原因になるから要注意だよ！

3条　保湿成分配合の浴用剤を上手に利用すること
　入浴で身体が温まった肌は、膨潤して一瞬うるおっているように思えるけど、時間が経つにつれ気化熱で肌の水分が奪われたり、皮脂もとれて乾燥しやすい肌状態に陥るんだ。入浴中に肌のうるおいを保つ天然の保湿因子〝細胞間脂質〟が湯船に溶け出してしまっているのも乾燥が進行する原因に。
　姉さんのように女子力アップ！　でせっせとお風呂上がりに即スキンケアもいいけれど、特に乾燥が気になる時は、湯船での保湿ケアもおすすめ。とは言っても、難しく考える必要はなくて、湯船に保湿成分配合の入浴剤を入れるだけの手軽さ！　保湿成分が入浴中に皮膚角層に吸着・浸透してくるから、お風呂上りもしっとり肌を保てるんだよ。

　なるほど～。これが3ヶ条ね。それで！　それで？　他にはないの?!　この際全部話しなさい！　聞いてあげるから！　効果的な入浴法も教えて♪

　（なんでそんなに上から目線なの～。自分は大丈夫って言ってたのに～）睡眠も美肌に密接な関係があるんだ。前号でも紹介したけど質の高い睡眠をサポートするのがお風呂。深い眠りに入るのは、一度お風呂で温まった身体の温度が下がり始める時なんだって。だから、寝る１時間半前ぐらいに入浴を済ませるのがベスト。
　ただし3ヶ条にもあったとおり、熱いお湯に長く入りすぎると必要以上に皮脂を奪い肌を乾燥させることもあるから、時間や温度をしっかり守るのがコツだよ。それと入浴前と後には水分補給も忘れずにね。

　まさに「お肌は夜つくられる」ということね♪　お風呂屋さんに行けないときは入浴剤！　またドラッグストアに寄らなきゃ～♪

　自宅で本格的な温泉気分が楽しめる入浴剤がたくさんあるから、お好みを選んで楽しんで♪
　ところで、姉さん、次回からそろそろ次郎お得意の美味しいもの特集やりませんか。世界平和はお風呂とともに!!

　世界平和と美味しいものって関係あるかしら。
　……それより次郎、ひとつ大事なこと忘れてない？　美肌といえば「サンゴライト化粧水風呂」！

　そうでした！　お風呂屋さんに行くときには「サンゴライト化粧水風呂」がおすすめだよ!!　ブースター効果もあり、入浴後はお肌のしっとり感を実感できると、アンケート結果でも評判が高いんだよね～。